これまで働いてきた職場を退職する際の原則は「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。どんな理由・事情を抱えて退職するにせよ、上司や同僚との間にいざこざを抱えたまま去るのは賢い退職の仕方ではありません。たとえ言いたいことがたくさんあってもグッと我慢して大人の対応に徹するようにしましょう。

こうした大原則から職場を退職する際にやらないほうがいいことがいくつかあります。まず大前提は、退職理由として会社・職場への不平や批判を口にしないことです。こうした行為は上司や同僚への批判として受け止められてしまうことも多く、ギクシャクした状態で退職せざるをえない状況になりかねません。退職理由を聞かれたときには大人の対応で、あたりさわりのない内容で答えるようにしましょう。

それから、必ず退職届を作成して自分で直接「直属の」上司に渡すこと。メールで退職の意志を伝えるのは問題外、また直属の上司を通り越してさらに上役に渡すのもNGです。直属の上司との関係がよくないため退職届を渡しづらいケースもあるかもしれませんが、ここもやはり大人の対応での行動が求められます。
また、親しい同僚に事前に退職の意志を話すのはよいですが、直属の上司よりも先に同僚たちのほうが退職の意図を知っていたことが知られると上司の印象が悪くなってしまうので注意しましょう。同僚に話す時にはあくまで個人的な話として広まらないように注意したいところです。

こうした点を踏まえたうえで滞りなく職場を退職することができれば気持ちよく次の職場での再スタートを切ることができますし、再スタートの際にいろいろないざこざを抱えずに済むでしょう。